みなさん、こんにちわ。
放射線技師ブロガーのカロン@muscle_radioです。
前回は、これから放射線技師になってみようかなと思っている人向けに、あまり語られない放射線技師としてはたらくことの長所の第1弾を書きました。
今回は連続記事の第2弾として続きを書いていくと思います。
カロンの思う放射線技師として働くことのメリット
・やはり国家資格をもった専門職は強い←前回
・日常的に病気に関わる→否応なしに健康に関する知識は増えていく←今回！
・自施設の病院を受診した時に医療費が還元される(ところが多い)
・仕事が忙しすぎて病院にいけないことは少ない
・色んな科のドクター、看護師さん、患者さんと接することが多いので自然とコミュ力ができる？
・毎年、大量の新人職員が入ってくる(総合病院であれば)→出会いは多い？(付き合えるとは言っていない)
・中途で入職する人も多いので、転職もしやすい
・病院勤務というだけで、出会いの場での印象は良い！
病院で働くと否が応でも医療の知識がついてしまう
第２のメリットとしてはやはりコレですね。
普通に働いていれば、ほとんどの業種で週５日の時間を仕事に費やすことになります。
そして、日々それだけの時間を費やしていれば、当然、それだけの知識がついていきます。
金融業であれば金融について、不動産であれば不動産についての知識が他の人よりついていくように、病院で働いていれば医療についての知識がついていきます。
仕事で必要になるので覚えなければいけないことは多いのですが、健康や医療については人として生きていく上で切り離せないものです。
医学の知識についても医療業界にいれば当然と思っていることでも、それ以外の人からしたら知らないこともたくさんあります。
例えば以前紹介した舞鶴市長の心臓マッサージの件もそうです。
突然、目の前で胸を押さえて倒れてしまった人に遭遇してしまったら…
突然、家族が倒れて呼吸していない…！？
なんて確率的にはあまりないケースですが、もしも自分がその立場にあったら動くことができます。
普段の仕事がプライベートでも純粋な人助けになる可能性があるというのは大きなメリットです。
ブラックジャックによろしくに学ぶ、病院で働くことのメリット
また、マンガ「ブラックジャックによろしく」で印象的なシーンがあります。
よくある家族３人暮らしの母親の話なのですが、最近なんとなく体の調子の悪さを自覚していました。
でも日々やることがあるし、なんとなく病院に行くのを後回しにしてしまいます。
ある日、夫に顔が黄色っぽいことを指摘されますが、ミカンの食べ過ぎだろうと意にも介しません。
ここでもし家族に医療の知識があれば、
顔が黄色っぽい→もしや黄疸！？→急いで病院行かなきゃ！
となる可能性もあります。
結局、母親は子供が風邪を引いたタイミングで一緒に医者に行き、その時医者に黄疸を指摘され、膵癌が発覚します。
やはり医療はとにかく早く処置するのが一番なので、自分や家族の異変にすぐに気づくことができるという強みができるのは病院で働くうえでの大きなメリットです。
余談ですが、このがん患者編の話はカロンも号泣しながら読んだ回で、最後までガンと闘うのが最善なのか？残された家族の思いはどうなのか？などを考えさせられる印象的なお話でした。
まとめと予告
というわけで、放射線技師として働くことのメリット第2弾を紹介しました。
普段の仕事が生きていく上で大切な医療と健康の分野であることは大きなメリットです。
自分にとっても、家族や周りの人にも仕事以外の時もその知識を生かせるのはやりがいにもつながります。
当たり前ですが、今、放射線技師として働いていなかったらカロンは医療についての知識なんて全然無いと思います。
人間というのは必要に迫られなければ動けません。
やはり健康な体というのは何物にも代えがたいものなので、その知識が普段の仕事から(知識がなければ仕事ができない)のレベルで必要になるのは大きな違いです。
なかなか気づきにくいですがこういったことも放射線技師として働くことのメリットだと強く実感しています。
というわけでまた次回も放射線技師として働くことのメリットを紹介していきます。
では！
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