みなさん、こんにちわ
放射線技師のカロン@muscle_radioです。
ご存知の通りですが、カロンは2度の転職の経て今の病院で働いています。
そのため、大学の友達と比べてだいぶ当直に入る時期が遅れてしまいました。
そのコンプレックスのため、入職当初は来る日も来る日も勉強を重ねる毎日でした。
知らない用語を勉強したりするときに役立っていたのがipad なのですが、いろんなサイトを見ているうちにブックマークが医療系サイトで埋め尽くされてしまいました。
あれから2年くらい経ち、今ではほとんど見なくなったサイトも多いですが、当時だいぶお世話になったものもあるので、この機会に勉強になったサイトを紹介していこうと思います。
とにかく見慣れることが大事な腹部CTの勉強に最適なサイトはコレだ!
腹部のCTって当直に入る際にはしっかり勉強しておきたい分野なのですが、見慣れるようになるまでは大変ですよね。
カロンもかつては腹部CTを勉強するためにいろいろな本を買ってみました。
こんなのとか
こんなのとか
当時はとにかく目についた気になる本を買って勉強しよう!と意気込んでいました。
しかし、これらの本はその時のカロンには少し難しい内容のものでした。
腹部画像の専門家を目指すのであれば買ってもいいと思うのですが、とりあえず当直に入るレベルならここまでの本はまだ必要ないなという感じです。
難しめの本を買うなら、当直で色んな症例を経験してから…の方がいいでしょう。
とにかく大量の腹部CT画像に触れて慣れましょう
勉強する際には質も大事ですが、画像に慣れるというのが一番なので、とにかく大量の画像を見ることが必要になります。
そんな時に重宝するサイトがコチラ!
というサイトです。
パッと見、武骨な感じで使いにくそうな印象を受けますが、めちゃくちゃ勉強になります。
当直をやっていると、腹痛精査のCTが頻繁にオーダーされますよね。
見慣れていないと、後で大丈夫だったかな?と不安になることも多いので、是非このサイトで勉強してみましょう。
サイトを開くと、まず、演習問題と応用問題の2つから選べます。
演習問題では右下腹部痛のカテゴリー、上腹部痛のカテゴリーなど、同系統の疾患がまとまっています。
同じような疾患をいろんなパターンから見ていくのは勉強しやすいので、是非演習問題からトライしてみましょう。
問題数自体も、各カテゴリーごとに200問近くあるので、大量の画像に触れることができます。
ですので、小さめの病院勤務で、
という方の勉強にもピッタリなのです。
慣れたらランダムな応用問題にトライ!
演習問題をある程度やったら、次は応用問題。
演習問題は同じような疾患が続けて出てくるので、少しマンネリ化しやすくなってしまいます。
そんな時はランダムな順番で出てくる応用問題にチャレンジして、緊張感をもって取り組んでみましょう。
ちなみにパソコンなら、実際のCTのようにマウスでコロコロして見ることができます。
じっくり勉強したいならパソコンがおススメ!
しっかりした解説も欲しいなら自分で本を買おう!
ちなみに当直に向けての腹部CTの勉強のために本が欲しいなら、この本を強くおススメします。
解説がしっかりしてあって、語り口調なので読みやすいです。
急性腹症のCT演習問題でも解説はありますが、これだけで体系的な知識をつけるのは難しいです。
なので、このサイトはあくまでも画像を見るためのものと割り切って使うのがよいでしょう。
※ちなみにカロンの思う読みやすい参考書を選ぶコツは、文体を見ることです。
~なのである。
といったような書き方のものは読みにくいものが多い気がします。
内容的には有用なものでも初学者にとって読みにくい形で書いてあると、結局読まなくなってしまうので買う前によく見ておきましょう。
カロンが紹介するのは、自分で買ったものの中から、今でも何回も繰り返し読んでいる超おススメの読みやすい本なので、買って損した!とか役に立たなかったなんてことはないので安心してください!
まとめ
とにかく医療に限らず、物事に慣れるにはまずは質より量です。
このサイト以外でこれだけの腹部画像を見ることはできないと思うので、是非活用してみてください!
優しい解説が欲しい方はこちらの参考書もおススメします!
↓CT,MRIの原理を勉強したいならこちらのサイトもおススメです。主に頭部の話が中心です。
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