こんにちわ!放射線技師ブロガーのカロン@muscle_radioです。
一年目の方は、入職して二か月が過ぎようとしていますが職場には慣れてきたでしょうか?
早いところだと半年くらいで当直に入るように指導される病院もあると思います。
カロンの場合は三年くらいかけて,ようやく当直までたどり着いたのですが…
やはり総合病院であれば、当直をやるのにレントゲンに加えてCTとMRIは必須になりますよね。
こういった勉強をするのには本が一番なのですが、医療書って高いですよね。
気軽に何冊も変えないので、このサイトでもカロンが買ってよかった参考書を紹介しているのですが、今回は誰でも無料で閲覧できるサイトを紹介していこうと思います。
無料といえど、ネット上にはわかりやすくて勉強になるサイトがいくつもあります。
今回はカロンが卒後5年のあいだに見つけたおススメのサイトの中で一番おススメのサイトを紹介していきます。
レントゲンから頭部CT、MRIを基礎からわかりやすく勉強するならこちら
RADIO GRAPHICA ~診療放射線技師のバイブル~
ラジグラ@in_radigraさんの運営する
は当直に入るまで、入った後問わず、メチャクチャ参考にしているサイトです。
診療放射線技師のバイブルの名に偽りなしで、一年目の放射線技師が読んでも,とにかくわかりやすいことが特徴です。
著者?のラジグラさんは10年以上の経験者で、最近では講演などもしてらっしゃるそうです。
語り口調も穏やかで豊富な写真や図を使っているので視覚的にもわかりやすいのが一番のおススメポイント。
もともと、カロンは
hyper dense MCA sign(Early CT sign)について調べている時にこのサイトを発見したのですが、今まで見てきたどんなものよりもわかりやすい説明に感動しました。
また、扱っている領域もとても多岐にわたるので重宝します。
CTであれば、頭部、胸部、腹部、心臓のカテゴリーがあり、その中でも頭部領域の情報の多さは抜群です。
脳出血や脳梗塞、またそれに関連する分野を何回にもわたって解説してくれているので頭部についてはこのサイトで勉強するだけでもだいぶ力はつくと思います。
また、新人向け・肺シリーズと題して胸部、肺の解剖や胸部の病態のメカニズムについても詳しく説明してくれています。
胸部レントゲンやCTって、たくさん撮影するわりには読影するとなるとけっこう難しいですよね。
この新人向け・肺シリーズでは肺の解剖から、専門的でよくわからない用語(シルエットサインやすりガラス影、エアーブロンコグラムなど)や肺水腫、胸水など最初つまづきやすかったり、実はちゃんとわかってなくて放置しそうな事柄について解説してくれています。
このブログで以前紹介した、
レジデントのためのやさしイイ胸部画像教室
をベースにしていると思うのですが、放射線技師としての要点も含めて上手くまとめられているのでちょっとした空き時間に見て勉強できるのもいいですよ!
また、心臓CT(Coronary CT)についても基礎についてと、放射線技師でもわかる心電図の読み方が書かれています。
カロンは心カテに従事することが多いので、もう少し心電図について理解できれば…と思い覗いてみたのですが、さすがのわかりやすさでした。
ここでも豊富な図での解説のおかげで説明していることがすんなりと理解できます。
さらにMRIも頭部について詳しく解説があります。
頭部MRIを勉強していると、脳梗塞や脳出血の経時的な変化について戸惑いますよね。
このサイトではそれについてもしっかり解説されています。
胸部、頭部の勉強はRADIO GRAPHICAで大丈夫!
おそらく頭部領域でここまでわかりやすく解説しているサイトは他にないと思います。
ということで、新人にとって一般撮影で最初に勉強するであろう胸部、CTとMRIで最初にやるであろう頭部領域についてはこのサイトで勉強すれば基礎的なことは大丈夫!と胸を張って検査に望めます。
ここでしっかり基礎を勉強して、どんどん検査に臨んで力を伸ばしていきましょう!
では!
レントゲン撮影のコツ・ポイント
CTの基礎、造影理論など
検査前日の心得/造影CTの目的/ビグアナイド薬と乳酸アシドーシス
MRIの原理と注意点
放射線技師の転職
転職エージェント体験談/天職の見つけ方/第二新卒/20代の転職
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