[医療英語・略語]Aの反対はC?V?それともP?

みなさんこんにちわ。カロン@muscle_radioです

 

今年もあと少しですね。これが今年最後の投稿です!

 

あしたは大みそか!自分は5年目にして初めて病院で年越しです。どうなることでしょう。。。

 

医療略語でのAとは!

 

今回も医療略語についてです!

 

前回はPのついた言葉を解説していきましたが、今回は頭にAのつく言葉をみていきましょう!

 

まず思いつくものとして、

 

急性期(acute:アキュート)を意味するA

 

があります。

これは

AMI,ACS,AL,ASDH

急性心筋梗塞、急性冠症候群、急性白血病、急性硬膜下血腫

 

などがありますね。

 

このAの対となる語としてC(慢性:chronic:クロニック)があります

 

CSDH,CKD,COPD,CHF

慢性硬膜下血腫、慢性腎不全、慢性閉塞性肺疾患、慢性心疾患

 

次に思いつくのが、

動脈(artery:アーテリイ)を意味するA

ですね。そして、当然、これの対となるのが、

静脈(vein:ヴェイン)を意味するV

ですね。無数にありますが、

 

SMA↔SMV  PA↔PV

みたいな感じです

 

そしてもうひとつ、別の意味でのAとVがあります

 

それがA(atrium:エイトリアム 心房)とV(ventricle:ヴェントリクル 心室)です

 

RA(右心房)↔RV(右心室)

ASD(心房中隔欠損)↔VSD(心室中隔欠損)

 

ってな感じです

 

最後に

前方(anterior:アンテイアリア)を意味するA

があります。これの対は

 

 

後方(posterior:パステイアリア)を意味するP

 

ですね

 

ACL(十字靭帯)↔PCL(十字靭帯)

レントゲンでよく使う

AP方向などですね

 

ちなみに、方向を意味するものとして、

S:superior(上方)とI:inferior(下方)も覚えておきましょう

SVC(上大静脈)↔IVC(下大静脈)

SMA(上腸間膜動脈)↔IVC(下腸間膜静脈)

 

ですね。

 

今回はこんな感じです!

共通するものや対となる英語をチェックしておくと英語の略語も格段に覚えやすくなりますよ!

 

では!

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ABOUTこの記事をかいた人

カロン

大学卒業後、大学病院、透析クリニックを経て、民間の総合病院に勤務しています。 自身の経験から悩める新人放射線技師や放射線技師を目指す学生に発信していきたいと思っています。 ◇保持資格◇ ・診療放射線技師免許 ・第一種放射線取扱主任者試験合格 ・AHA BLSヘルスケアプロバイダーコース受講済み