こんにちわ!
年が明けたと思ったら、今度は三連休ですね。カロン@muscle_radioです。
病院に勤務していると祝日も働くひとはいるので、あんまり実感はないのですが…(笑)
よくわからない言葉をそのまま使っていないか??
今年は新年からオペ室にてCアームを動かす係だったんですね。
しかしオペ室では拘束時間のわりにすることはない!ということで、
カロンはCアームを動かしていない時は基本、参考書を読んでいます。
主にCTの画像に関する書籍を読んでいるのですが、ああいうのってホント、専門用語とかが多くて読みづらいですよね。
遷延とかなんだよ!読めねえし!
って感じで、医療用語じゃないけど、普段の生活で使わないような難しい言葉を使いたがる傾向がありますよね
正直、文脈とかでなんとなくでわかることも多いのですが意味を理解しておかないと、1ページ読むのにも苦労します。。。
というわけで、カロンが個人的に思う、なんだかよくわからない用語を解説していきます!
ざっと今まで自分でつくったノートを見返してみて、
直下、遷延、静脈還流、壊死、膿瘍、汎発性、亢進、側副結構路、憩室、潜血、索状物、癒着、虚血、ショック、穿通枝、穿通動脈、肉腫、線種、腫瘍、播種浸潤、ヘルニア、侵襲、造血幹細胞、疼痛、うっ滞、うっ血、特発性、炎症の波及、観血的、間欠的、化膿性、r/o、s/o、びまん性、原発、限局、腫瘤、漏出、滲出、膠質浸透圧、透亮像
って感じでしょうか。。。
気になるものをピックアップしていきましょう
遷延(せんえん)
遷延する、遷延性とかって言いますよね
辞書では
とあります。
遷延性意識障害という言葉もありますね。これは簡単にいうと、重度の昏睡状態のことを指すようです。
医療用語とくっつけられると、病気が長引いたり、長期にわたり症状が続くことを意味します。
なんか【慢性】と意味が似ている気がしますね。
では、慢性を調べてみましょう
急激な症状の変化もなく、良くも悪くもならないまま長引いて、なかなか治らない病気の状態。 -三省堂大辞林-
ということです。違いがわかりづらいですが、
慢性よりも遷延の方が比較的状態が悪い印象ですね。
遷延性慢性咳嗽という言葉もあるようです。。。
壊死
「えし」と読みます
左足壊死二キなる方もいるようで、医療界以外でも使われることも多いようですが、その意味とは
とあります。局所とはこの場合、身体の一部分という意味ですね。
大腿骨頭壊死も壊死性腸炎も、その部分を栄養する血流が障害されて壊死に陥ります。
糖尿病による足の壊死に関してはこのサイトがわかりやすいですよ!ASOの話もあります。
http://www.dm-net.co.jp/footcare/check/001/
さあ、この壊死という言葉も似た言葉があります。
壊疽(えそ)ですよね。こちらは
壊死した状態からさらに進んで、見た目にもはっきりわかるような違いでしょうか。。。
壊死性虫垂炎、壊疽性虫垂炎、どちらでもいいみたいですが、
炎症が進んで、壊死にまで至ってしまう、腹膜炎を起こす手前の状態ですね。
腹膜炎の話がでたので、次は汎発性腹膜炎というように使われる、「汎発性」について調べてみましょう
汎発性(はんぱつせい)
ということです。
腹膜炎でいえば、炎症がお腹の全体に広がっていると、汎発性腹膜炎と呼びます。
逆にどこか一部分だけの炎症であれば、限局性腹膜炎です。
基本的には汎発性腹膜炎のほうが重篤な状態です。
英語では”panperitonitis”なので”パンペリ”と呼ぶ人もいるとかいないとか。。。
長くなってしまうので、今回はここまでにします。
この分野はまだまだ書きたいことが多いので気合入れていきます!
では!
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