新人放射線技師が最初に入る迷宮
皆さんこんばんわ!放射線技師ブロガーのカロン@muscle_radioです。
今日は整形領域のレントゲンを撮りまくってきました。
今でこそパッパと撮影できるようになったのですが、カロンも新人のころはメッチャ時間かかったし、失敗もしました。まあ、そんなわけで新人のころはなんでも時間がかかるものです。
胸部側面も新人が立ち止まりやすいところなので、今回はそのコツについて考えてみましょう。
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胸部レントゲン側面とは
基本的に検診などでは正面のみの撮影です。そこでザっとスクリーニングして、なにかありそうだったら側面で撮影して、気になったところが側面でどう映るかという情報を手に入れるわけです。
カロンが持っている、X線撮影技術学の本によると、
まあとにかく、正面での位置情報を補完するんですね。
で、なにでつまずくのかというと…
全然真側面にならねえ!
ってことですよね。
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カロンが新卒で入職した病院では、胸部側面で取り直したことはほとんどありませんでした。
大病院で撮影数も多いので、そこまで真側面で撮影することに重きをおいていなかったんでしょうか。
まあ、それは置いといて、撮り直しかどうかのポイントとしては、
左右の横隔膜がどのくらいずれているか、肋骨後部の重なりがどの程度ずれているのか等だと思います。
しかしおおざっぱに見て、これはダメだろっ!って思ったらアウトです。
胸部側面レントゲン撮影を失敗しないコツは??
さあ、ここからが本題です。
どうやって側面がちゃんと撮影できるようになったか。わたくしもいろんなやり方を試してはうまくいかないこともあり、無駄に落ち込んだことを思い出します。
そのポイントはただ一つ!それは、自分がしっかり患者さんの真横に立ってポジショニングすること!!
これに尽きますね。
思い返してみれば、昔は患者さんの斜め後ろとかからポジショニングしてる時もありましたし…
↓こんな感じで患者さんの斜めに位置するのはNG!
とにかく自分がどこから患者さんを見てポジショングするかってすごい重要ですよね
これを意識してから、ほかの撮影でも再撮影は減りました。特に頸椎の斜位とかでも有効です。
こんな簡単なことしか書かねえのかよwと言われそうですが、他のことを考えてると見落としがちなポイントではないでしょうか?
シンプルイズベストですからね!
とりあえず、やってみることが大事です。明日から意識してやってみましょう。やらなければ何も気づきはありませんよ!
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