CT画像を勉強したいならコレは必読!ユキティのER画像Teaching Fileで当直に備えろ!

こんにちわ!

放射線技師ブロガーのカロン@muscle_radioです。

このブログでは、医療系参考書マニアのカロンが実際に購入した大量の本の中から本当におススメできる参考書を紹介しているのですが、そういえばカロンが全一年目放射線技師におススメするあの本についての記事を書いていなかったので紹介していこうと思います。

 

↓あの本

 

 

ER画像Teaching Fileは、これなしでは放射線技師の当直に向けての勉強できないでしょ!

というぐらい超おススメの本です。

 

・CTやMRIではどこを見ればいいのかわからない…

・みんな、なんでそんなにわかるの?

 

と悩んでいたカロンはこの本に出逢えてポイントを知ることができ、自信を持つことができました。

画像を読めるようになるには時間もかかりますが、大切なのは信頼できる参考書を使って勉強することです。

 

 

ユキティのER画像Teaching Fileは当直までの間に何回でも読んでほしい参考書。

 

この本なのですが、著者は岩手県立中部病院放射線診断科長の

熊坂由紀子先生です。

岩手県立中部病院の紹介

 

熊坂先生は院内のセミナー『ユキティ熊坂の画像診断プラクティス』を救急医療に携わる者が画像診断の学べるように!

という思いで始められ、それを基にこの本を執筆したそうです。

 

こう書くと、なかなか難しそうな内容をイメージしてしまいますが放射線技師一年目の初学者にもおススメできる本であると自信を持って言える本です。

 

以下にカロンがこの本をおススメするポイントを情熱をもって書きました!

 

簡単な説明で繰り返し読むのが容易!

難しい参考書だと説明に使う言葉が難しく、その説明の言葉を理解するのにネットで調べたりして膨大な時間がかかったりします。

そうしているうちに読むのが嫌になって、結局半分も読んでいない…

といったこともよくあります。

 

この本の何がいいのかというと、まず第一に説明が平易な言葉を使っているためスラスラ読むことができます。

 

カロンは参考書は一回読むだけではなく、何回も繰り返し読むことによって自分の中に内容やポイントを落とし込むのが大事だと思っています。

なので、この『繰り返し何度も読んでも苦痛ではない』というのはメチャクチャ大事なポイントです。

 

難しい内容のものを一回読んで、

「あ~難しかった!でも苦労して読んだからきっと身についているはず!」

と言うのは単なる自己満足です。

 

シンプルでも大切なポイントをしっかり自分の中に叩き込むのが大切なことです。

 

 

豊富な画像とシェーマ、さらに術中写真も

 

もちろん解説だけでなく、画像もたくさん掲載されています。

こういった本だと、この解説はどこの部分のことを言っているんだ!?

 

と悩むことも多いと思うのですが、こんな感じで細かく解説してれているので迷うことはありません。

さらに画像と対比して、実際の術中写真も掲載しています。

 

放射線技師として、なかなか見る機会のない術中写真を画像と見比べることができるのはありがたいですよね。

とくに絞扼性イレウスなんかの実際の写真も比べて見ると面白いです。

 

 

だれでもすぐに実践できる内容!

また、画像を理解するうえでのポイントもわかりやすく誰でも実践できる内容のことを強調しているのもありがたいです。

ex.救急CTではまず全体を見渡し、大きな見落としをしないようにする。

→変だと思ったらCT値を測ってみる、階調を変えてみる。

 

オーダーの備考欄を見て、

こんな病気が怪しいな!

と思って撮影してみたら、案の定それがあった。

一件落着!

でもその後、他の病気があったことを他の人から指摘されました…

 

みたいなことってありがちですよね。

 

 

ですので、画像を上から下までしっかり見渡して、大きな見落としがないかを確認するというのはめちゃくちゃ大事です。

 

このように、当直医向けの考え方とも言えますが、放射線技師も知っておいて損はない内容のポイントが数多く収録されいています。

 

避けて通れない簡単なCTとMRIの原理の解説も!

 

また、第一章にCTとMRIの原理について簡単に解説してあります。

CTの原理というと、大学時代に嫌というほどやってきたという方も多いと思いますが、この本では臨床的なものと合わせて解説してくれています。

 

・造影CTでなぜ総胆管結石が見にくいのか?

・ダグラス窩血種が視床出血より見にくいのはなぜか?

 

など、いざ答えるとなると詰まってしまいそうですが、しっかり理解しておくことが大事ですよね。

 

まとめ 参考書を買おうかと思ったらまずはこの本を! お金を払って自己投資をしてみよう

 

医療系の参考書ってけっこう値段が高くて買うのを躊躇しちゃいますよね。

このサイトでは、何冊も医療系参考書を買ったカロンがその中から絶対おススメできるものを紹介しているので、買って損はありません。

というより、コレを買わずして放射線技師として働けないだろ!

というレベルのものを紹介しています。

ぜひ、自己投資だと思って買ってみてください!

 

その他のおススメ医療系参考書の紹介はコチラ!

 

レントゲン撮影のコツ・ポイント

胸部/腹部

頸椎(側面)/頸椎(斜位)/頸椎(開口位)

腰椎(正則)/腰椎(斜位)/腰椎(前後屈)

骨盤(インレットアウトレット)/股関節(ラウエン、軸位)

肩関節(正面,スカプラY)/肩鎖関節

手関節/肘関節/尺骨神経溝

大腿骨/膝関節(側面、スカイライン)

踵骨(軸位)/アントンセン

 

CTの基礎、造影理論など

検査前日の心得/造影CTの目的/ビグアナイド薬と乳酸アシドーシス

インジェクター/最適な造影剤量/注入速度とTDC

 

MRIの原理と注意点

プロトンの振る舞い/共鳴と励起

緩和/SE法の原理

TETRとコントラスト/GRE法の原理

傾斜磁場とは

 

放射線技師の転職

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ABOUTこの記事をかいた人

カロン

大学卒業後、大学病院、透析クリニックを経て、民間の総合病院に勤務しています。 自身の経験から悩める新人放射線技師や放射線技師を目指す学生に発信していきたいと思っています。 ◇保持資格◇ ・診療放射線技師免許 ・第一種放射線取扱主任者試験合格 ・AHA BLSヘルスケアプロバイダーコース受講済み