[BLSとは何か!?]一般の人が命を救うことができるために

こんにちわ。カロン@muscle_radioです。

今回は前回のくも膜下出血の話題に続いて、BLSについて話していこうと思います。



緊急時に放射線技師ができることとは…?

 
BLSとは、Basic Life Supportの略で、一時救命処置のことです。

 

はい、意味わかりませんよね。

 

簡単に言うと、急に意識がなくなった人がいた時に、救急隊などの専門的な人たちに引き継ぐまでの応急処置のことです。

 

そして、医療職でない一般のひとができるというところがポイントです。

 

BLSの講習を受けていて知識があれば、あの事件の時も看護師さんじゃない人でも動けたんですね。

 

なぜ心臓マッサージをする必要があるのか?

 

まず、どういう時に心臓マッサージが必要になるか?

これが最初のころはよくわかりませんでした。

よくわからない状態で心臓マッサージなんてやっていいのか?という状態だったんですね。

簡単に言うと、心臓マッサージが必要なのは、心肺停止のときです。

 

病院内ではアレストということが多いですね。

 

心肺停止とはなんなのかというと、

『意識なし、呼吸なし、循環なし』の状態です。

 

文字にしてみてわかる通り、かなりヤバい状態です。

 

当然処置が遅れれば命の危険はどんどん大きくなっていくので一刻も早く心臓マッサージをする必要があります。

 

そして患者の救命率はBLSの質に依存すると言われています。

具体的には、しっかりとした胸骨圧迫をすることと、迅速な除細動(AED)を行うこととされています。

しっかりとした胸骨圧迫。

これがなかなか難しいです。

自分は毎年、院内でのBLSの講師として人形相手にやったり、カテーテル治療の際にもやることはあるのでなんとか慣れてきました。

 

しかし、初めて生身の人間でやった時はホントにきつかった。

 

目の前に生死をさまよっている人がいるという極限状態のなかで胸骨圧迫は全然力が入らない…

終わった後も足がガクガクでした。

 

ということで、やはり体験してみるのが一番ですので、是非、医療職でない人も講習に行ってみてはいかがでしょうか。




 

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↓こちらのサイトから講習の受付ができます。

 

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意外と講習の数は多いので、予定が合わないということはないはず!

 

特にAEDなんか、はホントにAEDの箱を持ってきて、音声に従うだけでできるので、何も考えずにできます。

 

というか、何も考えなくてもいいようになっているので、是非、講習で触れてみましょう。

 

自分も4年前に講習を受けたのですが、「せっかく受けたんだからちゃんとできなきゃもったいない!」

という思いから、徐々にできるようになってきたと思います。

 

なんでも投資してみることが大事ですよね!

 

では!

↓講習受講の際はテキストが必須になります…

 

 

レントゲン撮影のコツ・ポイント

胸部/腹部

頸椎(側面)/頸椎(斜位)/頸椎(開口位)

腰椎(正則)/腰椎(斜位)/腰椎(前後屈)

骨盤(インレットアウトレット)/股関節(ラウエン、軸位)

肩関節(正面,スカプラY)/肩鎖関節

手関節/肘関節/尺骨神経溝

大腿骨/膝関節(側面、スカイライン)

踵骨(軸位)/アントンセン

 

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ABOUTこの記事をかいた人

カロン

大学卒業後、大学病院、透析クリニックを経て、民間の総合病院に勤務しています。 自身の経験から悩める新人放射線技師や放射線技師を目指す学生に発信していきたいと思っています。 ◇保持資格◇ ・診療放射線技師免許 ・第一種放射線取扱主任者試験合格 ・AHA BLSヘルスケアプロバイダーコース受講済み