こんにちわ!カロン@muscle_radioです
もうすぐ4月ですね。4月になると、また新たな後輩が増える人も多いと思います。
何を質問されてもいいように、わからないことは早めにつぶしておきましょう!
というわけで、若手放射線技師、というか若手の全コメディカルに読んでほしいと言っても過言ではない医療本の紹介です。
今回はコレ!
またねじ子かよ!と言われてしまいそうなのですが、やっぱりねじ子さんの本はわかりやすくていいんですよ。
『人が病気で死ぬワケを考えてみた』
このタイトルを聞いたとき、人間がなぜ死ぬのか、 哲学的な話がでてくるのかと期待してしまったが、 全くそんなことはありませんでした。
日本人はなぜか自分が死ぬことはないと思う人が多いようです。( わたしも含めて)
そのなかですべての人に必ず訪れる死というものが、 どういう経緯で現実となるかが書かれています。
現代日本の死因の多くが、ガン、感染症、 生活習慣病に起因したものとなっていることから、 それらの病気がどうやって発生し、 どのように人間の体を蝕んでいくのかをわかりやすく解説してあり ます。
とくに若い放射線技師の方だと、患者さんがなぜ、
特に、感染症の章のウイルスと細菌の話や、ガンの章のどうして転移するのか、 手術してもガンが残ってしまうワケなどはねじ子さんのお得意の絵で、視覚でもわかりやすいで す。
文章というより、絵とその解説みたいな感じでコミカルですが、 押さえておくべきところはしっかり書かれている。さらに覚えなくていいことは、覚えなくていい!としっかり書いてあるところもありがたいです。
こういった本が、医療者だけでなく、一般の人にも読まれれば、『ガンとか病気って よくわからないけど怖い』、とか『病院ならなんでも治せるんでしょ!』、 といったようなことを思う人も少なくなるのではと思います。
そして、医療者と患者さん、その家族との医療の知識についてすこしでもギャップが小さくなればと思います。
医療者はもちろん、すべての人に読んでほしい、病気についての入門書です!
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