みなさん、こんにちわ!
放射線技師ブロガーのカロン@muscle_radioです。
秋口になると、同じ学校の友達が病院の内定をもらっていたりしてけっこう焦りますよね。
「あれ、もしかして自分だけ決まってない…?」
とか
「このまま全然決まらなかったらどうしよう」
と不安になることも多いと思いますが絶対にそんなことはないので自信をもって続けていきましょう。
就活時と入職後のギャップはどうしても避けられない?
さて、今回は放射線技師の学生の就活について書いていきます。
就職活動の際は、自分がどういう風に働きたいかをイメージして翌年の自分に胸をときめかせたりしますよね。
でも、その時に思い描いていたものと実際に働きだしてから思うことはけっこうギャップがあります。
働いたことがないので、当然と言えば当然なのですが、これが厄介で
自分がこだわって就活活動していたとしても、なんか違うな…と思うことはよくあります。
例えば、
「自分は一年目からバリバリ働きたい!そのために大学病院や三次救急の病院じゃないとダメなんだ!」
と必死に就活してやっと入れたとしても入職してしばらくして
「嘘だろ…なんでこんなに毎日毎日大量のポータブル撮影があるんだ…」
とか
「今日も一日中撮影するのか…憂鬱…」
みたいなことになることは大いにありえます。
逆に
「自分はそんなに忙しいところで働きたくないから件数の少ないところで働こう!」
と思って入ってみて
「さすがにちょっと件数少ないな…このままじゃさすがに不安になってきた」
となる人もいます
※カロンの経験談より…
脱社畜ブログ どんなに考えても、入社後のこんなはずじゃなかったは避けられない
面接時に思ってもないことを言って受かると大変なことになる?
就活の期間は放射線技師の場合は大体1年無いぐらいなのですが、その後の働く期間は30年くらいあります。
実際に働く期間の方が何十倍もあるので、慎重になる気持ちはわかります。
しかし、働いてもいない学生時代にあれこれ考えて就活してみたところでなかなか自分にとってベストの会社や病院に入れるというのは難しいです。
ここで大切なのが、みんなが言う良い病院が自分にとってベストの病院かは別問題だということです。
とくに病院で働くとなると会社のように、
福利厚生や有休の取りやすさ、人間関係はどうなのか?ということや給与のこと
に加えて
病床はどれくらいか、どんな機器を導入しているか(いまあるのは何年に導入した機械なのか、何台あるのか)、どんな疾患をメインでやっているのか…
などなど考えるべきところはいくらでもあります。
ある人は病院の規模よりもとにかく休みの取りやすさを重視する、当日休みを告げてもなんとかなる雰囲気のところがベストだったり、またある人はどんな機器を使っているかを重視する人もいます。
実際に働いた後だと、自分にはこういう病院が合っているから、こんな感じのところで働きたいというイメージはしやすいのですが、働いたことがないと自分が何を求めているかは本当にわからないです。
なので面接時に自分を大きく見せようと、“思ってもいないこと”を言ったりしてしまうのはおススメできません。
余計なことを言って、のちのち
「あんなこと言わなきゃよかった…」
となると自分自身も苦しい思いをすることになるので引かれない程度に正直になることが大事です。
新卒時の病院は長い放射線技師人生の一つ目の病院と思って気軽に構えよう
最初から自分にベストな働き口を見つけようとしても無理な話です。
また、そう考えていると就職したあとにこの病院を選んだのは間違ったかもしれないと思った時に絶望的な気持ちになってしまいます。
ですので人生を通して、色んな病院で働いてみて自分にとってのベストなのはどういう病院なのかを考えていき、そうしていくうちに良い病院に巡り合えればいいというくらいの気持ちで就職活動はした方がいいです。
新卒の病院は、そのための『最初の入り口』くらいの気持ちで、絶対いい所に入らなきゃ!と思い詰める必要はないということを知っていてください。
そう思っていた方が、もし変な病院に入ってしまった時に
「いつでも辞められるし!」
と思えます。
また、自分の病院選びは間違っていなかったはずだ!と自分を正当化し続けると悪条件のもとでズブズブと働き続けてしまいます。
なので新卒時の病院選びも間違うことはあるし、間違っても次に進めればいいんだという考えをもっていてほしいと思います。
間違ってもいいんだということ、自分が間違えたことを受け入れる気持ちを持つことを忘れないでないでいてください!
※実際にカロンも2年間のうちに2度も転職をしたのですが、今ではいい経験だったと思っています。
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