とお困りのあなたへ。
わたしも造影CTに入り始めのころは覚えることがいっぱいで大変な思いをしていました。
と思ったこともありましたが、理論を知れば毎日の実践でいかせます。
こちらのページでは、造影CTを勉強するにあたり、つまづきがちなポイントや理論を図解を交えて解説していきます。
諦めずにもうすこしだけ勉強してみましょう。
造影CTは前日の確認から始まっています
まあ今日はとりあえず帰ってゴロゴロするか!
というふうに後回しにする人はいないと思いますが、ご存知の通り、前日のチェックが大事になります。
大変そうな検査がこの時間にあるから、それまでにこれを終わらせて…
など、実際には先輩が指示をだすと思いますが、自分なりにもどういう流れになりそうか予想してみることで気持ちに余裕が生まれます。
また、それ以外にも同意書の不備はないか、腎機能の確認など、前日にできることはたくさんあります。
詳しくはコチラにまとめてありますので確認してみてください。
なぜ、その造影をおこなうのか?を深く考察してみよう
前日の確認が終わって余裕がある場合は、
なぜその検査を行うのか?単純ではなく造影をする必要があるのか?
を考えてみましょう。
検査の目的によっても、どういう流れで造影するかは変わってきます。
患者さんの病歴を確認したり、先輩にヒントをもらうなどして、ドクターはなぜこの造影CTをオーダーしてきたのか、どういう画像が欲しいのかを考えてみましょう。
造影する目的を考えるポイントはこちらをご覧ください
ちゃんと休薬してる?ビグアナイド系糖尿病薬を確認するワケ
CT室の待合の壁にこんなポスター貼られていませんか。
そう、これはビグアナイド系の糖尿病薬を服用していないかの注意喚起のためのポスターです。
造影検査当日の前後二日くらいを休薬してもらう施設が多いと思いますが、ではなぜその必要があるのでしょうか。
パッと思い浮かばなかった場合はコチラの記事で再確認してくださいね。
造影検査に必要不可欠なインジェクター。圧とかの見方について
CTの造影ではなにやら見慣れない機械を使っていますよね。
コレとか
コレとか
何やら先輩は「圧がなんとか」とか言ってるし…
そんなときには意外と業者さんのサイトで詳しく説明していることがあります。
なかでもバイエルさんの新人さん向けのインジェクター説明のサイトが見やすくていいので紹介しました。
コチラからどうぞ
検査に必要な造影剤量、注入速度ってどうしよう…TDCってなに??
われわれ放射線技師は検査に携わるものとして、患者さんごとに最適な造影剤量で検査をしなければいけません。
先輩たちは簡単に
と言いますが、それはきっと造影理論に裏打ちされています。
ちょっと敷居が高そうな造影理論から、検査に必要な造影剤量を考えていきましょう。
また、造影剤を注入する速度も検査ごとに違ってきます。
なぜその速度でやる必要があるのか。
TDCから考えてみましょう。TDLではありませんよ。
わかりやすいように図でも表現していますのでがんばって理解してみてください。
レントゲン撮影のコツ・ポイント
CTの基礎、造影理論など
検査前日の心得/造影CTの目的/ビグアナイド薬と乳酸アシドーシス
MRIの原理と注意点
ぼーらすとらっきんぐ…??なんだっけ(・・*)ゞ ポリポリ