そんな風にお悩みの方へ。
こんにちわ、高校二年生の時に職業図鑑の本で放射線技師を知り、「なんとなく興味を持って」その後、受験勉強、大学での猛勉強をしたカロン@muscle_radioです。
今回は、「放射線技師に興味はあるんだけど、このまま目指していいか不安。なにか大きなきっかけがあったわけでもないし。。。」
と考えている人に向けて先輩たちはどんな成り行きを経て放射線技師になったのかを紹介していきます。
この記事では、わたしの放射線技師としての体験を踏まえて、先輩たちが放射線技師になろうとした理由を紹介するので、読んだ後には「自分も放射線技師を目指して気合を入れよう!」と思えるはずです。ぜひご覧ください。
※文系だから自分には無理だ~!と諦めているあなたはコチラをどうぞ。
先輩たちが放射線技師を目指した理由を見てみよう
ではこちらのスタディサプリのサイトから先輩の志望動機を見てみましょう。
東日本大震災がきっかけで放射線に興味をもった先輩
こちらの方は、2011年の東日本大震災での放射線関連の話題がきっかけとなり、放射線技師という職業に興味をもったようです。
また、この方の言うように、多くの医療機器を扱えるというのは放射線技師の大きな強みです。
CTやMRIであれば一台で億以上の機器も珍しくありません。
そういった、ふつうの個人では絶対に扱えないような機械を触ることができるのは放射線技師ならではの特権とも言えます。
サラリーマンでも何億の案件に携わるという場面はあると思いますが、放射線技師であれば若手のうちから、こういった高価な機械に関われるのが魅力の一つです。ちなみにこれは、わたしが一年目の時にCT室の責任者の方に教わった考えです。
また、東日本大震災の際には「放射線」という目に見えない、そしてわかりづらい特性のせいで様々な風評被害、被災者の方たちに辛い思いをさせてしまったのも事実です。
そういった、なんとなくの感覚ではなく、しっかりとした知識をもって放射線というものに携われれる人が増えてくることも嬉しく思います。
ばっちり骨折部位が見やすい画像を撮像した姿に憧れて
こんどはこちらの放射線技師JOBから見ていきましょう。
技師歴10年になるこちらの方の、放射線技師になろうと思ったきっかけは…
自分がけがをして病院に行ったときに撮影してもらった放射線技師さんに憧れてというものですね。
この方のように、自分が受診した際に撮影してもらった放射線技師の影響を受けて興味を持ったという方は多いです。
わたしの病院の後輩にもそういった理由の人たちは結構いましたので、わりとメジャーな理由になりますね。
自分の実体験をもとに志望動機を語れるのも大きいと思います。
なかなか、この方の病院のようにレントゲン撮影で医師にお褒めの言葉をもらう場面はないと思いますが、それでも自分の撮影した画像で患者さんの役に立てたという経験は、やりがいや自信にもつながります。
放射線技師になってよかったと思える瞬間のひとつです。
自分の疾患の解明に助言してくれた放射線技師に憧れて
次は、4年目のこちらの方。
こちらの方も同じように自分が受診した病院の放射線技師に憧れて、という形ですね。
なかなか、CT検査室までお礼に行くのは勇気が要りますが(本当の話であれば…)
たしかにこんなかっこいい放射線技師さんがいれば、自分もやってみたいと思っちゃいますよね。
Q:では、こんな感じで本当に放射線技師が医師に助言することはあるのでしょうか。。。
A:(たまにですが)あります。
この方の場合のように、夜間などは常勤じゃない(その病院の医師じゃない)人が診る病院も多いです。
そうした場合に助言をするようなことはありました。
実際、私もMRIの撮像中に検査室に医師が入ってきて「気になるところあります?」と聞かれたり、撮影後に救急外来まで行って、
「この画像のここのところ、もしかして○○かもしれません…!」という風に言ったりすることもありました。
自分から積極的に検査に関わっていけば、やりがいもありますし信頼にもつながりますよね。
世間では放射線技師は「ただのスイッチを押す人」なんて揶揄する人もいますが、そういった人は、その裏に隠れた仕事をわかっていません(自分も学生のころそう思ってましたが…)。
どんな仕事にも表に見えるものと、その裏の仕事があります。そして裏の、見えづらい仕事ほど重要になってきます。
パソコンでの作業が3D画像作成につながると思って
その次は、三年目のこちらの方、
パソコンで絵を描くことが好きだから、3D画像を見て放射線技師に興味を持ったという理由です。
パソコンで絵を描くのが得意だから、そのまま3D画像の作成に向いているかはわかりません。
しかし、医師が見て、血管走行がわかりやすい、手術時に役立つ画像をつくりだすこだわりなどは通じてくるのかもしれません。
冠動脈(心臓の血管)の3Dを作る際には長いこと操作画面とにらめっこすることになるので、そういう集中力も必要になってきますしね!
まとめ
今回は先輩たちの放射線技師になったきっかけを紹介してきました。
放射線技師を目指した理由はもちろん人それぞれですが、病院面接の際にはよく聞かれる項目だと思います。
また、くじけそうな時にも「自分がなぜ放射線技師になろうと思ったか」は奮起させる材料になるので、しっかりと見つめなおしてみるのも大事な作業です。
また、放射線技師を目指せる学校にも色んな特色があります。
パンフレットを見るなり、オープンキャンパスに行ってみたりしてモチベーションアップにつなげてください!
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自分はなんとなく放射線技師を目指してしまったけど、このままで大丈夫なのかな…
先輩たちはどういうきっかけで放射線技師になろうと思ったんだろう…