こんにちわ!カロン@muscle_radioです
忘年会シーズンですね。わたくしも毎週のように色んなところの忘年会に参加しています。
昨日は飲みすぎで吐きそうな気持ちをこらえながらカテ室勤務をしてしまったので反省です。
次の日の仕事に支障がでないように気を付けたいものですね(笑)
ちなみにわたくしは、いろんなとこの飲み会に行って、話したことのない、違う部署の人と仲良くなって仕事をやりやすくすることを目的に飲み会を楽しんでます。みなさんも知らない人とどんどんコミュニケーションをとっていきましょう!
医療漫画読んでる??
そういうわけで、今日は勉強の話なのですが、みなさんは医療漫画は読んでいますでしょうか?
勉強のための本だけでなく、漫画でもいろいろなことを知ることができますよね。
単純にストーリーだけ読んでても面白いし、患者さんの心情や、患者さんがどのような経緯で病気を発症したり、病院に来ることになったのかなども描かれている漫画も多いです。そういう情報があると、ふだん患者さんと接する時間の短い放射線技師にとっては非常に勉強になります。
ではさっそく、わたくしが読んで、勉強になった、面白かった漫画を紹介していきましょう。
ブラックジャックによろしく
日本の医療の教育制度を学べる漫画
これはドラマ化もされて有名な漫画なのでご存知のかたもおおいと思います。
わたくしは遅ればせながら、技師1年目の秋に初めて読みました。
医大を卒業した、研修医・主人公斎藤英二郎が、研修先の大学病院を舞台に様々な問題を起こしながら、日本の医療の問題に悩みながらも前進していく。
という感じのストーリーで、印象としては、全話通して、非常に暗いイメージで続いていきます
ハッピーエンドな話も少なく、読んでいてさわやかな気持ちには到底なれません。胸糞悪くなる展開も多いです。
それでも、この漫画は新人放射線技師が読むものとして非常に推薦できます
①.日本の医局制度を学べる
主人公が周囲の関係者から白い目で見られる要因の一つに、日本には『医局制度』という足枷があります
わたくしも昔から、
と思っていました。
新人であれば、先輩に
みたいな感じでお使いを頼まれることもあるかもしれないです。
わたくしも昔はビビりながら医局というものに行った記憶があります
なので、昔は医局とは場所を指すものだと思っていました。
まあ、正確には場所のことも指すってかんじなんですかね
正直、医局制度については今でもはっきりわかってはないのですが、放射線技師にとってなじみのない医局というものについてふれるにはこの漫画がおススメですよ!
②患者さんの心情や、生活背景を知れる
この漫画は、主人公が色んな科を研修していくなかで、○○科編
みたいな感じで物語がすすんでいきます。
その中で、一番印象に残ったのが第4外科編でした
これは、読んでるだけでも辛く、わたくしも号泣しました
詳しい内容は伏せますが、すい臓がんを患った患者さんの話で、患者と家族のやり取りが非常に心に来ます。
とくに、余命の短い母を前に、息子が非行に走るシーンがあるのですがその時の息子の心情を考えると、今思い出しても涙が出そうになります
特に男の人のほうが母親に依存する気持ちは大きいと思うので、この話だけでも全国の20代男性には読んでほしいですね!
われわれは検査するだけで、普段、一日に何人もの患者さんと出会います。
そのひとりひとり、みんなに家族がいて、心配してくれる人がいて。。。ということを忘れずに丁寧に接していきたいと思わずにはいられなくなります。
③自分の医療感を考えさせられる
主人公は、物語が進むにつれ、理想の医療のありかたについての考え方が変化していきます。
少しでも延命治療を続けるべきか、安らかな死を選ぶのか。
わたくしも病院に勤めて、多くの患者さんを見てきました。
どちらが正しいかなど誰にもわからないけれど、わからないかろこそ、自分の考えをもっておくべきです。
放射線技師として働いていると、なかなか考えない分野ですが、上記のことに限らず、
自分がどんな放射線技師であるべきなのか。
この漫画を読んで、そういったことを考える一助になればと思います。
簡単にまとめてしまいましたが、思ったよりもボリュームがでてしまいましたね!
何冊か一片に紹介したかったのですが、これからシリーズ化して、紹介していこうと思います。
では!